トップページ > よくあるご質問 > 会計士の費用を、なるべくおさえる方法は?
事業者だからといって、必ず会計士をつける必要はありません。
そして、会計士に依頼するにも
必ず顧問契約をする必要もありません。
一般的に言われる、会計士費用をおさえる方法として
法人であれば会社の決算の時、
個人事業主であれば、確定申告の時(12月〜2月)だけ
1年分をまとめて決算のみお願いするという方法があります。
会計士への費用をおさえるために、この方法で依頼する方が
非常に多いのですが、
実は、顧問契約をして毎月見てもらう場合と
決算のみをお願いする場合、費用はほとんど変わりません。
むしろ、あなたが法人で決算月が3月の場合や
個人事業主であれば、結果的に費用は高くなることもあります。
さらに、計算間違いなど
会計士の仕事の品質が落ちることもあります。
それは、なぜかといいますと、
会計士の仕事が、その期間に集中するためです。
1年に1回まとめて仕事を依頼するということは、1年分の請求書や
領収書を送って、作業してもらいます。
あなたの会社だけなら、まだしも、会計士事務所では他のお客様の
決算なども平行して行われています。
日本の企業で3月決算の企業の数は一番多いですし、
確定申告の12月〜2月までの期間は、会計士事務所は非常に忙しくなります。
会計士事務所の仕事をこなせる容量は限られていますので
そんな時期にまとめて仕事を依頼すると、会計士事務所の時間単価で見ると、
費用は上がってしまいます。
さらに、そんな忙しい中で、急いで決算をするので
仕事の品質が下がってしまうのも心配です。
そう考えると、毎月少しずつ仕事をお願いして、会計士にも余裕を持って
仕事をしてもらうほうが、あなたの会社や、会計士にとっても良い形になります。
会計士も、年に1回まとめて依頼されるお客様より、
少しずつでも毎月関わらせてくれるお客様に良い印象を持ちますので
そうなると、
「毎月の料金をもう少し安く・・・」
という交渉もやりやすくなります。
それに加えて、
領収書の整理や会計ソフト入力など、できることは自社でやる。
会計士に訪問してもらう回数を減らす。もしくは自分から事務所へ訪問する。
をすると、会計士の費用は必ず安くなります。